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非接触(放射)温度計・サーモグラフィーまるわかりガイド

【サーモグラフィ】非接触(放射)温度計との違い

・面の温度を測る
非接触(放射)温度計は点の温度を測定しますが、サーモグラフィは面の温度を測定します。
面積が大きい物体やシート状の物体を測定する場合でもサーモグラフィなら1台で測定でき、コストを抑えることができます。
また対象物の温度分布を捉えることができ、温度管理の精度向上に役立ちます。
・設置が簡単

非接触(放射)温度計は距離によって測定視野が変わるため、対象物の大きさより測定視野が小さくなるように設置距離をシビアに調整する必要があります。
サーモグラフィは対象物が視野内にあれば測定できるため、簡単に設置できます。
さらに設置後でもソフトウェア上で測定エリアを設定・変更できるので柔軟性も優れています。

・微小物体や動く物体の温度測定が可能

非接触(放射)温度計は、測定中に対象物が動いてしまい測定ポイントが定まらなかったり、対象物が測定視野より小さいと背景の温度を測定してしまい、正確に測定できません。
サーモグラフィであれば、視野内に対象物が入っていれば測定できるため、微小物体や上下に振動するワイヤなどでも問題なく測定できます。


非接触(放射)温度計
サーモグラフィ
  • 小さい物体

    NG
    測定視野より物体が小さいと背景の温度を測定してしまう

  • ワイヤなど

    NG
    定点観測のため、対象物が動くと測定するポイントが定まらない

  • 小さい物体

    OK
    測定視野内に物体があれば測定可能 測定エリアは設置後に調整できる

  • ワイヤなど

    OK
    振動しても測定エリア内なら安定した測定が可能

  • 工程改善集(アプリケーション)
  • 業界別、用途別の非接触(放射)温度計やサーモグラフィを使った事例を多数紹介しています。
  • 温度計テクニカルマガジン
  • ガラス・高温金属など特殊な素材の測定方法を掲載。
    上級者向けコンテンツです。