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第8期(平成21年12月期)の
業績の概況

 サブプライムローン問題に端を発した世界的な金融不安は、引き続き実体経済に大きな影響を及ぼしました。第3四半期以降には生産の底打ちや在庫調整の一巡がみられるものの、企業収益や雇用環境の悪化など以前として厳しい状況が続いています。
 制御機器業界においても持ち直しの兆しは出始めていますが、自動車・半導体業界をはじめとして国内外共に設備投資の抑制が続き、需要は低迷しています。
 厳しい事業環境の中で当社グループは、「高品質、だけど低価格」をコンセプトに積極的な拡販に努めました。画像センサ、LED照明の拡販や国内外での新規顧客開拓に加えて、同業他社との協業など積極的な営業活動を展開し、徹底的な経費削減にも取り組みました。しかし、主要市場である欧州地域での設備投資抑制や生産調整などによる売上減が業績に大きく影響しました。
 この結果、当期の連結業績は、売上高は28億円(前期比26.4%減)、営業利益は5,600千円(同98.5%減)、経常利益は505千円(同99.9%減)、当期純損失は投資有価証券評価損を計上したことにより66,389千円(前期は215,455千円の当期純利益)となりました。

第9期(平成22年12月期)の取り組みと見通し

 経営環境は回復基調に入ったものの、先行きはまだ不透明であり、常に下振れリスクを計算に入れたかじ取りが必要と考えています。しかしながら国内市場については、当社にはシェア拡大の余地が十分にあります。景気悪化の影響は当社にとってダメージではなく、購買先がコストをシビアに意識する分チャンスと捉えています。売上げの約半分がSICK AG社向けであるため当社は販売効率が高く、低い固定費が武器となります。「高品質、だけど低価格」を全面に打ち出し、今後もWEBサイトを中心に認知度向上に努めます。あわせて代理店とのバランスを測りながら直販体制の強化も着手します。
 製品面では期待をかける、世界最速・最長を実現したファイバセンサを市場投入しました。200機種のファイバユニットも揃えて今後は、トータルなソリューション提案をアピールし拡販に努めます。またコストパフォーマンスの面で競争力の強いLED照明にも力を入れていきます。
 第9期の連結業績は、売上高32億50百万円、営業利益1億円、経常利益1億10百万円、当期純利益70百万円を見込んでいます。

 ステーク・ホルダーの皆様におかれましては、今後ともより一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
 

2010年 3月
代表取締役社長 小國 勇