OPMシリーズは曲面形状の拡散板により、照射距離別に用途を変えて利用可能。
近距離照射 : ローアングルリング照明として
中~長距離照射 : 広範囲を均一照射するリング照明として
従来のリング照明のように照射角度固定ではないため、距離を変えて連続的に利用できます。
例えば、ロボットハンド・カメラと組み合わせて1つのワークに対して、長距離照射でアライメント、中距離照射で外観検査、近距離照射でキズ検出、のように複数の検査も可能です。
照射距離による撮像結果の違い(半導体チップ)
上図のように、同じワークでも照射距離によって撮像結果が変わります。
外観検査で表面のキズを抽出したい場合、アライメント用途でエッジを抽出したい場合、印字検査で印字を抽出したい場合など、照射距離を変えるだけで様々な用途に対応できます。
白色:従来比2倍、青色:従来比2.4倍の明るさを実現
OPMシリーズは、独自の「FALUX sensing」を搭載。
内蔵したフォトダイオードが輝度をモニタリングし、輝度劣化をフィードバックすることで、5万時間でも最大輝度を一定に保てます。
内蔵のフォトダイオードが常時、LEDの輝度をセンシングしています。また、絶対輝度をメモリし、器差調整が可能です。
さらに発光輝度だけでなく内部温度も測定し、電源側でモニタすることができます。
このモニタ値により、FALUX sensing対応コントローラ(※)から輝度のフィードバック制御が可能となり、5万時間もの長期に渡り工場出荷時の輝度を維持します(OPPFシリーズ)。
※LED照明コントローラ「OPPFシリーズ」および「OPPD-30E」
ログインするとご使用いただけます。