印字検査

お問い合わせ
導入事例
お客様訪問
「印字クレームゼロ」に向けて、
個包装から段ボールラインまで全数検査を実現
太田油脂株式会社 様(愛知県 岡崎市) HP
太田油脂株式会社 様
日付印字のクレームゼロに向けた取り組み
 もう一つ同社が注力されているのが印字検査の自動化です。「人は同じもの検査するのが非常に苦手。印字欠けや印字無しなど長時間みていると非常に捉えにくいもの」と赤木次長が語られるとおり、当初は思い込みや見忘れなどの人為ミスによって印字クレームが発生していたと言います。OEM先からの要望も増えてくるなか、2014年からトップの方針として『印字クレームゼロ』が掲げられました。
シュリンク装着機。生産能力は30本/分。MVS-OCR2で包材の印字検査を行った後、ボトルにシュリンク包装される。

シュリンク装着機。生産能力は30本/分。MVS-OCR2で包材の印字検査を行った後、ボトルにシュリンク包装される。

  「1円でもコストを上げると食品は売れなくなる。多くのコストはかけられなかった」と語られるように、検査機導入にあたってはコストが大きな課題でした。複数社から見積もり依頼やワークテストを実施された結果、選ばれたのはオプテックス・エフエーの『MVS-OCR2』。日付認識を行える印字検査機として圧倒的なコスト競争力を誇るうえ、1台のコントローラにつき3台のカメラが接続できる点もコスト削減に貢献しています。
 使い勝手という面でも、品目を頻繁に替える際のバンク切替え機能や次に操作するコマンドボタンが光るテンキーボタンについて「食品メーカーでも調整しやすいと思います」とお褒めの言葉を頂きました。
3g入りの小袋製品を生産する三方シール包装機。生産能力は130袋/分。包材に印字後、MVS-OCR2で印字検査を行う。

3g入りの小袋製品を生産する三方シール包装機。生産能力は130袋/分。
包材に印字後、MVS-OCR2で印字検査を行う。

個包装に加えて段ボール上でも印字検査を実施し信頼性を確保。MVSは広視野かつコントラストの低い文字でも認識可能で段ボールに最適。

個包装に加えて段ボール上でも印字検査を実施し信頼性を確保。
MVSは広視野かつコントラストの低い文字でも認識可能で段ボールに最適。


 こうした全数検査への取り組みの結果、シュリンク装着機や三方シール包装機、段ボールラインにおいて、導入以来印字ミスは流出していないとのことです。
 同社ではさらに、印字とラベル有無の複合検査、キャップの打栓検査など、オプテックス・エフエーのカメラやセンサを使って検査の自動化を推進されています。当社としても、さらなる太田油脂様の品質向上に向けて、貢献していきたいと考えます。
ラベル貼付前にMVS-OCR2で印字検査(左)、貼付後にMVS-PM-Rでラベル有無検査(右)。こうした2カメラによる複合検査も1コントローラで管理。

ラベル貼付前にMVS-OCR2で印字検査(左)、貼付後にMVS-PM-Rでラベル有無検査(右)。
こうした2カメラによる複合検査も1コントローラで管理。

ボトルへの打栓後にキャップの浮きを形状測定センサLSシリーズで全数検査。

ボトルへの打栓後にキャップの浮きを
形状測定センサLSシリーズで全数検査。




導入製品のご紹介
文字認識画像センサ
MVS-OCR2シリーズ
MVS-OCR2シリーズ
カラーパターンマッチング画像センサ
MVS-PM-Rシリーズ
MVS-PM-Rシリーズ
形状測定センサ
LSシリーズ
LSシリーズ

<

01

02