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「距離を測る」センサ
ここでは、非接触で物体との距離を測定するセンサをご紹介します。
選定の際、測定距離や出力方法などの条件を先に考えがちですが、
実は測定方式によって得意・不得意なアプリケーションがあります。
当社のラインナップを測定距離別・用途別にご紹介していますので、
選定時の参考にしてください。

センサの種類

数百mm~数mの距離をミリ単位で測定するセンサとして、レーザ距離センサ超音波センサがあります。
どちらも発信と受信までの時間を距離に換算する「タイム・オブ・フライト方式」のセンサです。

レーザ距離センサ

超音波センサ

測定方式についての詳細はこちら
短距離・高精度測定なら

近距離(数十mm〜数百mm)を高精度に測定する場合はレーザ変位センサが最適です。
距離変化による受光素子の結像位置を距離に換算する「三角測距式」のセンサです。


レーザ距離センサは「光」を、超音波センサは「音」を測定に使用しますが、 それぞれにメリットがあるので、用途に合わせて選定してください。

レーザ距離センサのメリット
・ピンポイントに長い距離を測定可能

スポットが広がる超音波に比べ、光(レーザ)は広がりが少ないため、遠くにある小さい物体でも正確に測定が可能です。

・測定個所の視認

赤色の光源を使用しているセンサであれば、測定個所を目で確認できます。

・応答が速い

光は超音波に比べ進む速度が速いため、センサとしての応答速度も速くなります。

・高温ワークも測定可能

超音波は熱による揺らぎの影響を受けやすい一方、光(レーザ)方式のセンサは高温の物体でも安定して測定可能です。

超音波のメリット
・透明体の測定が可能、色の影響に強い

超音波は色の影響を受けないため、透明体や黒い物体でも安定して測定できます。

・形状による影響を受けにくい

超音波センサはスポットが大きいため、球体や細かい穴のある物体でも安定して測定できます。

・汚れに強い

汚れや粉塵、埃、湿気や霧のある環境でも影響を受けにくく、安定して測定可能です。


実際にテストしたい方

さらに詳しく知りたい方

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