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拝啓、貴社にはますますご清栄の段、お慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度、弊社製非接触温度計のトレーサビリティ体系を変更することにいたしましたので、
下記の通りご案内いたします。
敬具
─ 記 ─
対象製品:
| 非接触温度計 センサアンプ一体型 | BAシリーズ |
| 非接触温度計 センサアンプ分離タイプ | BSシリーズ |
| IO-Link対応 非接触温度計 シリンダタイプ | SA-80シリーズ |
| 非接触温度計 小型タイプ | CSシリーズ |
| ポータブル型非接触温度計 防水耐衝撃タイプ（高分解能） | PT-7LD |
| ポータブル型非接触温度計 防水耐衝撃構造タイプ | PT-5LD |
| ポータブル型非接触温度計 長距離狭視野測定タイプ | PT-80シリーズ |
| および、弊社温度計校正サービス |
変更内容:
| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| 標準白金測温抵抗体 標準デジタルサーモメータ 標準単色放射温度計 低温域標準黒体炉 検定用放射温度計 |
標準広帯域型放射温度計 |
変更理由:
精度向上のため ※詳細は下記ご参照ください。
変更実施日:
新規製造分・・・製品SNが2539から始まる製品
下記の製品に関しては、対応Lotが異なります。ご注意ください。
・SA-80T-4A(J) ：製品SNが2537から始まる製品
・CS-30TAC ：同上
・PT-7LD(J) ：同上
・BA-30TA-S ：製品SNが2538から始まる製品
再校正御依頼分・・・2025年9月22日以降に校正を行う製品
1. 変更内容
トレーサビリティ体系について下図赤枠内の変更をいたします。
| 変更前 |
|---|
 |
| 変更後 |
 |
●従来使用していた「標準白金測温抵抗体」、「標準デジタルサーモメータ」、「低温域標準黒体炉」、「検定用放射温度計」、「標準単色放射温度計」の使用を廃し、新しく「標準広帯域型放射温度計」を導入します。
●標準器の階層を減らし校正誤差等を減じることができますので精度向上が見込めます。
●「標準広帯域型放射温度計」については、国家計量標準に対してトレーサブルな校正を行える機関が日本国内に存在しないため、ドイツの機関に対して校正を依頼しております。
2. 変更による影響
その他、製品仕様をはじめとして測定値及び再校正への影響はございません。
変更前
変更後
以上
